今回は「カフェでのテレワークのメリットやデメリットは?どんなお店がおすすめ?」と題してご案内させて頂きます。
新型コロナウイルス感染症が問題になってから、早くも1年半以上が過ぎました。
通勤、就業時の混雑を避けたり、働き方改革の視点から常々推奨されてきたテレワークですが、先日ニュースを見ていると、感染の減少とともに出勤を余儀なくされた企業も多くあるようで、継続した導入率アップは厳しい印象です。
そんな中、私の勤務する会社は、テレワークを変わらず推奨してくれています。
おかげさまで、本来の通勤時間をゆったりと使え、ウォーキングやペットと過ごす時間を多く充てたりというワークライフバランスを整えられるようになりました。
しかし一方、1日を自宅で過ごすため気持ちの切替がうまくいかず、集中力が続かないこともしばしば…
そんな時はカフェを利用し、全体的に作業効率をアップ!しています。
Contents
カフェでのテレワークのメリットやデメリットは?
感染症拡大防止等本来の趣旨を考えると、一番良いテレワークは自宅で行う事だと思います。
しかし、根本的に自分を律するのが苦手な私。
静かなのが気になりテレビをつけると手が止まり、洗濯・掃除など家事も気になりウロウロ、挙句の果てにはワンちゃん、猫ちゃんの「遊んで~」の誘惑にすぐ負ける始末…。
こんな私には、カフェでのテレワークがピッタリでした。
では実際利用するにあたり、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
早速、ご紹介させて頂きます。
メリットは?
それではまず、メリットのご紹介です。
業務効率がアップするということは、実際、どのような要因が影響しているのでしょうか?
内的部分、外的部分の両面から考えていきます。
プライベートと切り離し、時間を区切ることで集中力が得られる
カフェの空間だと、視界がほぼ自分のテーブルに限られるため、邪念を持つことなく、自分が持ち込んだ業務のみに自然と目を向けることができます。
注意散漫になり計画通り進間合いことから出てしまう、焦りの気持ちも抑えることができるため、取り組む心持ちの健全度も上がります。
さらに、カフェには時間の制限も出てきます。
気兼ねなく滞在できるのは2~3時間ぐらいが限界ではないでしょうか。
滞在中に完了させたい業務は何なのか?を事前に明確にしておくと、より細かな時間配分がしやすくなります。
このように適度な緊張感を持てることが、中だるみしない集中力に繋がり、業務効率がアップするのではないかと思います。
程よい雑音の中で、ドリンクや食事をとりながら作業ができる
日々過ごす中で、音の環境は本当に難しいなと思います。
静かなところだと、ちょっとした音でも気になったり、ついつい他の事を考えてしまったり。
かといって、音楽やテレビをつけるとメロディや歌詞、会話が気になってしまいます。
音量を小さくしても、いつの間にか聞き耳を立てて手が止まってしまうので不思議です。
そんな悩みを解決してくれるのがカフェの雑音。
BGM、食器の音や会話など、文字で見ると気が散ってしまいそうな印象を受けますが、これがなんとも心地良いのです。
静かすぎず、うるさすぎない適度なザワザワ感。
「ホワイトノイズ」と言うようですが、知らぬ間に耳が勝手にそれらの音を遮り、目の前の業務に集中させてくれます。
ファミリーレストランも似たような環境だと思い試したこともありますが、乳幼児の家族連れの方や若い学生の方も多く、大きな泣き声や笑い声が気になってしまい、うまくいきませんでした。
さらに、カフェだとドリンクや食事もとれ、時には季節のフェアなどトレンドも同時に楽しめます。
食事代はかかるものの、コワーキングスペースなどの利用から考えると安価で抑えられるのも魅力だと思います。
デメリットは?
では、次にデメリットのご紹介です。
メリットも多くありましたが、カフェはあくまでも公共の場。
どのような事に注意すればよいのか、それでは見ていきましょう。
電話がしづらい
様々な人が利用するカフェだからこそ、機密情報となり得る内容への気遣いは一番必要です。
またこのご時世、「黙食」の推奨で電話で声を発するのもどこか気が引けますよね。
そのため、もとより電話が必要な案件については先に自宅で済ませておくように配慮しています。
また、やむを得ず着信対応する場合は、できるだけ店外に出て対応するなど工夫をしています。
店外での応対も車の音など雑音はありますが、会話全てを知られるリスクは低くなります。
盗難の可能性がある
お手洗いや電話の対応などで離席する際は、こちらの気遣いが必要となります。
とはいっても、私自身も知人も被害にあったという方はいないのですが、念には念を、ということで。
お手洗いにはカバンで移動したり、電話で外に出ても窓から確認できる席にしたりと気を配れる範囲で対策しています。
情報漏えいの可能性がある
フリーWi-fiに使用による情報漏えいリスクは以前からよく耳にするため、インターネット接続の際は、スマホとのテザリングやポケットWi-fiなどで対応しています。
また、作業画面も極力人の目に触れないように、壁を背に向けた座席に座るなどの工夫もしています。
タイミングが悪い時もある
予約をして利用するわけではないので、出向いた際に満席の場合もあります。
また、利用できたとしても、混雑状況によっては普段心地よい雑音が大きくなり集中できない時もあります。
効率アップのための利用なので、できるだけ混雑する時間帯は避けるようにしたり、また、どうしても難しい場合は早めに切り上げることもしています。
あまりの長時間は滞在できない
あくまでもカフェは飲食目的のスペースのため、ドリンクを頼んだとしてもあまりの長時間は滞在できないように感じます。
周りの方々を見ていても、長くて3時間ぐらいまでが一般的なのかなと感じます。
もちろん、ドリンクを追加で頼めば良いのでしょうが、費用はかさんでしまいますし、混雑具合によっては他の利用者さんに迷惑をかけてしまうこともあります。
カフェでのテレワークはどんなお店がおすすめ?
では、実際どのようなカフェで作業をすると良いのでしょうか。
ここでも、これまでの経験をもとに、ポイントをお伝えしていきたいと思います。
お店を選ぶ基準は?
私がお店を選ぶのに優先する順位は、
- 座りやすい椅子
- コンセント(電源)
- 環境(店内の雰囲気や客層など)
の順番で決めています。
Wi-fiが重要な方もいらっしゃると思いますが、デメリット部分のリスクを考え、私は利用しないので特に考えません。
そして、1番目の椅子は本当に重要です!
スターバックスさんでのテレワークは私も憧れ利用したことはありますが、オシャレな木の椅子が残念ながら腰痛に響き集中できませんでした…
お店は個人店?チェーン店?
もともと、個人店のオシャレなカフェ巡りも好きな私。
しかし、個人店だとコンセントなど利用できるサービスが事前に把握しづらい点もあります。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により営業時間が度々変更となっている場合もあります。
その点、チェーン店だと公式HPにて営業時間も常に最新情報が反映されていたり、利用できるサービスも確認できます。
テレワーク目的の場合は、お店選びにそこまで手をかけられませんので、私はチェーン店の利用をおすすめします。
実際にカフェでテレワークをしている人の感想
コーヒーを買うだけじゃなくて「仕事をする空間、時間」という価値も同時に得られる。
いつもと異なる環境だったので、良い感じに作業が捗りました。カフェ代はかかるものの、約500円で集中力を購入しているのなら決して高い値段ではないと思いました。
カフェでテレワーク最高すぎて会社辞めたくなった。
自宅ですと自分自身の気持ちの切り替えが難しかったので、区切りをつけるためカフェで作業しています。
まとめ
テレワークには自宅、カフェ、コワーキングスペースなど様々な選択肢があります。
今回はカフェに特化し、「カフェでのテレワークのメリットやデメリットは?どんなお店がおすすめ?」という内容でお届けしてきました。
適度な雑音と緊張感がないと集中できない私のような性格の方は、もしかするとカフェが一番集中できるかもしれません。
最適な場所は人それぞれだと思いますが、どこを選んだとしても行動には責任が伴うことも確かです。
メリット・デメリットをしっかり理解した上で行動することが必須だと思います。
また、あくまでも仕事を効率的に行うことが目的なので、できるだけ手間をかけずに選べる店舗がおすすめだと思います。
これからテレワークに取り組む方や、場所に悩みや不安がある方などに、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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